ダイエットをしてもなかなか結果の出ないところと言えば?多くの方が「脚」と答えるのではないでしょうか。
美脚になりたくて、色んな努力をしているのに全然効果が出ないよ~と嘆いている方は、もしかしたら美脚作りの方法を間違えているのかも知れませんね。
ダイエットが難しいと思われがちな脚を美しく細くするための方法をご紹介します。今までの脚痩せ方法を一度見直してみましょう。
どうして美脚になれないのか…?
美脚になれない原因がどこにあるのか、まずは脚が太くなってしまう原因を探ってみましょう。
細くなることだけを意識している
ダイエットをしていると、徐々に細くなることだけが最終目的になってしまうことがあります。
最初は「健康的にキレイになりたい」と考えていたはずなのに、少しでも細くなりたくて、食べることに罪悪感すら感じるようになると、摂食障害の危険もあります。
脚が細くならないと悩んでいる女性の中には、本当はそれ以上細くする必要がないのに、もっと細くしたいと過剰になっているケースもあります。
太ももとふくらはぎには適度な筋肉と脂肪がついていないとごつごつとして美脚とは言えません。
美脚になれないのは、細い脚になることだけに集中してしまっているケースもあります。自分の脚の太さはどの程度が理想なのか、きちんと知るようにしましょう。
適正な太さを算出する計算式があるので参考にしてください。
・太もも 身長×0.3
・ふくらはぎ 身長×0.2
・足首 身長×0.12
正しく歩いていない
歩き方が悪いと、脚の筋肉が変にいびつに発達することがあります。例えば内股やがに股など、見た目にもハッキリわかりやすい歩き方のクセがあると、O脚やX脚になって太ももの外側の筋肉が盛り上がったりする原因にもなります。
また、浮き指という親指が地に着かないタイプも、骨盤に負担がかかり脚が太くなりやすい歩き方として問題になっています。
美脚になりたくてウォーキングをしたり、ジョギングをして頑張っているのにキレイな脚になれない原因が正しい歩き方をしていないことにあるかも知れないのです。
自分の歩く姿はなかなか客観的にチェックできませんので、正しい歩き方ができているか動画で撮影してみるなど、チェックしてみると良いでしょう。
食生活が間違っている
美脚の大敵になるのが、むくみというのは多くの女性が感じていることだと思います。むくみやすい人は運動不足や冷え性も関係しますが、食生活にもむくみやすい原因が潜んでいます。それは塩分です。
塩分が多い食事をしていると、体内では塩分濃度を薄くしようとして水分をたっぷり溜め込もうとします。それがむくみやすくなる原因です。
むくんで脚が太く見えるのが気になる方は、塩分控えめの食事を心がけて、利用作用のあるカリウムを多く含むフルーツ(バナナやスイカなど)を摂るようにしましょう。
筋肉をつけたくない
美脚になりたいから筋肉はつけたくないというのは、全く逆効果です。女性は筋肉が元々細いので男性と比べて代謝も少なくて脂肪も付きやすいのですから、筋肉はある程度必要なんです。
筋肉が極端に少ない脚は脂肪が付きやすいだけじゃなく、筋肉で老廃物を押し出せないので、むくみやすくなるので脚が太くなる最大の原因になってしまいます。
運動で適度な筋肉を付けよう!
適度な筋肉をつけることは、美脚への最短コースです。運動と言ってもハードなトレーニングをしなくても適度な筋肉をつける運動は沢山あります。
家事の合間や通勤中など、生活の中に取り入れることができる簡単な運動をご紹介しましょう。
バレリーナエクササイズ
バレリーナのようにつま先立ちで家事をしたり、立っている時間につま先立ちをキープしてみましょう。ふくらはぎに効きますよ。しかも、この運動はむくみ予防にもなります。
しっかりつま先キープして脚を引き締めると、内ももにも効いているのがわかります。
ハーフスクワット
スクワットは深く沈んで伸ばすの繰り返しですが、やり過ぎると筋肉が付きやすいので女性はちょっと避けたがります。
でもハーフスクワットというヒザを軽く曲げるスクワットなら太くなる心配はしなくても大丈夫です。軽く沈んでキープすると太ももに効きます。
むくみ改善にマッサージをしよう!
美脚の大敵になるむくみの改善に効果のあるのがマッサージです。脚の老廃物をマッサージでスッキリさせることはすぐに効果を実感できるので、ぜひとも毎日の習慣にしてください。
むくみ改善のためのマッサージには、筋肉で太くなるのを防ぐ効果もあるんです。筋肉は細い繊維が束になっている状態です。
マッサージをすると筋肉の血流が良くなるので部分的に大きく発達するのを防ぐことにもなるんです。
むくみ改善のためのマッサージは、お風呂上りや寝る前の5分間程度でいいので、ふくらはぎから太ももを下から上に向かってマッサージしましょう。
寝る前に脚のマッサージをすると、寝付きも良くなるので一石二鳥ですよ。