華奢ですらっとしたバンビ脚は、女性なら誰もが憧れるのではないでしょうか。そんな女性らしく美しいバンビ脚を手に入れるためには、余分なお肉を落とす必要があります。パンツもスカートも自信をもって着こなせるバンビ脚を手に入れるためには、まず生活習慣を見直していきましょう。

今回は、どうして脚が太くなってしまうのか、その理由について詳しくご紹介するとともに、バンビ脚を手に入れるエクササイズやマッサージ方法についても詳しくご紹介していきます。

脚が太くなる理由とは?

脚が太くなってしまう理由は、意外と普段の生活習慣に原因がひそんでいるのです。まず一番さけたいのは、運動不足による筋力の低下です。

筋力の低下で脚が太くなる

運動不足による筋力の低下は、脚全体に脂肪をつきやすくさせてしまう恐れがあります。毎日の通勤は車や電車を利用し、エスカレーターやエレベーターを利用するクセがついてしまっていませんか?そのクセが筋力低下の原因にもなってしまうのです。

毎日の通勤を一駅分歩く、駅までの道のりをバスなどではなく自転車や歩くといった有酸素運動に変えるだけでも、筋力低下を防ぐ効果が期待できます。筋肉は鍛えることと使うこと、栄養を十分に与えることで成長や維持をすることができるのです。こういったささいな生活習慣から見直していきましょう。

水分不足・塩分の摂り過ぎには注意

脚を太くさせてしまう原因の一つに、むくみがあります。むくみが生じるということは、血液循環が滞っているということです。仕事中も、こまめに血流を動かすエクササイズを取り入れるなど、少し気をつけるだけでも長時間同じ姿勢をとることによるむくみは防ぐことができますよ。

特に、脚を組むなどといったクセは、改善しましょう。脚を組むことで歪みが生じ、むくみやすくなってしまいます。食生活にも十分注意し、こってりした味つけは避け、水分をこまめに摂取するように心がけていきましょう。

バンビ脚を手に入れる方法

バンビ脚を手に入れるためには、きゅっと引き締まった脚になるために脂肪がつきやすい部分を鍛える必要があります。

特に内ももは一番たるみが生じやすいところですよね。今回は、そんな内ももを効果的に引き締めることができるエクササイズ方法をご紹介していきます。

エクササイズ 1

  1. 仰向けに寝転がり、脚を天井に向けて真っすぐ伸ばします。膝が曲がらないよう注意し、かかとを突き出すように足先をすねの方へ引き寄せる体制をとります。
  2. その体勢のまま10秒キープし、脚に滞った血液を心臓の方へ戻していきましょう。
  3. 次に、足首を両手で持ちながら、股関節を広げるよう脚を開いていきます。脚を開閉させる動作を繰り返していきますが、このとき両手で負荷をかけるようにすると効果をアップさせることができます。
  4. 脚を開くときは、足首を持った両手に力を入れ、外側へ力をかけていきます。その力に負けないようゆっくり時間をかけて脚を開いていきましょう。
  5. 脚を閉じるときも同様に、両手に力を入れ、脚を閉じさせないよう外側へ力を入れていきます。その力に逆らうように脚を閉じることで、太ももの内側を鍛えることができるのです。

このエクササイズは、ゆっくりと筋肉を意識しながら行うことが大切です。30回を目安に毎日行っていきましょう。膝を曲げた状態で、両足の足裏を合わせ、開閉するだけでも股関節を柔軟にさせることができるので、そちらも合わせて行ってみて下さいね。

エクササイズ 2

もう少しバンビ脚を手に入れるためのエクササイズをご紹介します。先ほどご紹介したエクササイズ同様寝転んでできるので、毎日寝る前の習慣にするといいですね。

  1. 仰向けに寝転がって、両膝をたてます。
  2. 背中全体が床や布団についていることを確認してください。
  3. 両膝を合わせたまま、右側に倒します。
  4. 同様に左側にも倒します。左右5回ずつ倒しましょう。膝を倒す時のポイントは、背中が浮かないようにすること。背中が浮いてしまうと効果が半減してしまいます。
  5. 続いてうつぶせになって、脚をのばします。
  6. 脚のつけ根からゆっくりと右脚を持ち上げておろします。
  7. 同様に、左脚もつけ根からゆっくりと持ち上げておろします。
  8. つけ根から持ち上げることを意識しながら、左右交互に20回繰り返します。ひざ下からではなく、脚のつけ根から持ち上げることがポイントです。
  9. 仰向けに戻って、脚を天井に向けてまっすぐに伸ばします。
  10. 太ももの後ろに手を添え、自分のおへそを見るように上体を少し起こします。
  11. 右脚をおろしながら、左脚を上体に近づけます。
  12. 同様に、左脚をおろしながら、右脚を状態に近づけます。
  13. ハサミを意識して、左右交互に20回繰り返します。

太もものつけ根が伸びることを意識しておこないましょう。骨盤が傾くと効果半減ですので気をつけてください。

エクササイズが終了したら、両脚を天井に向けて持ち上げて1分くらい小刻みに揺らしましょう。こうすることで血行がよくなり老廃物がたまりにくくなります。

脚痩せマッサージ

バンビ脚を手に入れるためには、エクササイズとともにマッサージを取り入れ、老廃物をためないようにすることが大切です。普段の生活の中で、脚には老廃物が溜まりやすくなってしまっているのです。その状態を改善しないまま翌日も老廃物を溜めることで、脚はむくみやすくなり、太く見せてしまう原因にもなってしまうのです。

  1. まずは、足裏からマッサージしていきましょう。足裏にはいろいろなツボがたくさん隠されているので、全体をもみほぐすようにマッサージすることが大切です。足の指先の間や土踏まずを刺激するようにマッサージしましょう。
  2. くるぶしをつまみ、ふくらはぎから膝裏へと流していきます。ふくらはぎの裏側から横側まで、両手を使ってしっかり流して下さい。膝裏は特にリンパが流れる道となっているので、しっかり流していくことがポイントです。
  3. 太もも全体を流していきますが、気になる内ももは、つまみ上げる・ねじるといった動作を加えることでさらに効果をアップすることができます。セルライトを予防するためにも、太ももの付け根までリンパを流すとともに、余分な脂肪を落としていきましょう。

引き締めアイテムを使う

エクササイズやマッサージを取り入れていくとともに、引き締めアイテムも活用していきましょう。就寝時に履く引き締めアイテムは、翌朝のむくみを改善するだけでなく、脚を温める効果もあるのでおすすめですよ。

また、お仕事中に着用できるストッキングにも着圧効果のあるものがあります。こういったアイテムを上手に利用していくことで、むくみの改善効果を得ることができますよ。バンビ脚を手に入れるために、こういったアイテムも取り入れ、活用していきましょう。

むくみに効く食べ物

むくみをとるためのエクササイズやマッサージをみてきましたが、最後にむくみを防ぐ食生活をご紹介します。食生活でむくみを防ぐ第一歩は「塩分を控える」ことです。

むくんでしまう食べ物

しょっぱいものを食べるとのどがかわき、水分を多くとることになります。とりすぎた水分は通常であればそのままでていくので問題ありません。ただ、塩分をたくさんとった後は違います。体内の塩分濃度を下げるために、細胞内に水分を多く取り込んでしまうんです。そしてそれがむくみの原因となるわけです。そのため

  • 梅干し
  • 漬物
  • ラーメンのスープ
  • ソーセージやハムなどの加工品

など、食べてしょっぱさを感じるものは食べすぎないようにすることが大切です。

むくみを解消する食べ物

一方で、食べることでむくみにくくなる食べ物もあります。これには食べ物に含まれる栄養素が関係しています。体内の水分や塩分を排出する働きのあるカリウムやサポニン、体内の老廃物を分解・排出する働きのあるクエン酸などを含む食材を意識して食べるようにしましょう。

こちらの食べ物がおすすめです。

  • アボカド
  • バナナ
  • ほうれん草
  • グレープフルーツ
  • レモン
  • ごぼう
  • 小豆

アボカドとサラダほうれん草とグレープフルーツでサラダを作り、レモンのドレッシングをかけていただくとむくみ予防に効果的です。塩分は控えめに適度な運動とマッサージ、引き締めアイテムの利用でむくみ知らずのバンビ脚を手に入れましょう。