足裏がぬるぬるして気持ち悪い!足汗の原因と対策法とは

 

足の裏にかいた汗で靴の中がヌルヌルして気持ち悪い。床に足跡がつきそうで、お座敷や人の家に上がるのが怖い。そんな悩みや不安を抱えている方は少なくないのではないでしょうか?

そもそも、なぜそんなに足に汗をかいてしまうのでしょう?そして、その汗を止めることはできるのでしょうか?足汗の原因や対策を探っていきましょう。
 

 

足汗の原因

足汗の原因としては、以下のようなものが挙げられます。

1.体の中で汗をかきやすい部位だから

実は、足の裏は体のほかの部位よりも汗腺が多く、汗をかきやすいところなんです。

そんな汗をかきやすい部位であるにもかかわらず、一日中靴下と通気性の悪い靴を履いている方も多く、汗の水分で足が蒸れてしまうんです。そして、汗の塩分と足の裏の皮脂が混ざると、べたつくようになってしまいます。

「体の中で汗をかきやすい部位」とはいっても、もし異常なほどに汗が出てしまうのであれば、それは多汗症の一種である「局所多汗症」かもしれません。

2.毎日同じ靴を履いているから

毎日同じ靴を履き続けていると、足の汗で湿った靴の中を乾燥させることができません。湿ったままの靴を一日中履いていると、ますます靴の中が蒸れて更に汗をかきやすくなってしまいます。

3.精神的なストレスや過度の緊張によるもの

精神的なストレスや過度の緊張で手のひらに汗をかいてしまった経験のある方も少なくないと思います。

それと同じように、足もストレスや緊張、不安から汗をかきやすく、「局所多汗症」の一因にもなっています。

足裏がぬるぬるして気持ち悪い!足汗の原因と対策法とは

 

冬の足汗は冷え性が原因かも

暑くて汗をかきやすい夏だけでなく寒いはずの冬でも足汗が止まらないという方は、冷え性が原因かもしれません。

「冷え性なのに汗をかく」なんて真逆のことのようですが、冷え性が足汗を増やしていることがあるんです。

体の末端にある手足は血流が滞りやすく冷えやすい部位ですが、冷え性の方は末端が冷えている分、暖房の効いた部屋に入ったときに温度差が大きく感じられてしまいます。その急激な温度変化で自律神経の働きが鈍り、大量の汗をかいてしまうということが起こります。

そしてその汗がさらに足を冷やし、また冷えるから汗をかくという悪循環に陥ってしまいます。

また、冬場はブーツを履く女性も多いと思いますが。サンダルやスニーカーと比べて著しく通気性の悪いブーツは足が蒸れやすいです。脱いでみたら汗びっしょりだったという経験のある方も少なくないのではないでしょうか。

 

 

足汗の対策法

1.靴はローテーションする

普段履きの靴は1足ではなく2~3足用意し、毎日ローテーションで履くようにします。履いた靴は風通しの良い場所で陰干しして乾燥させましょう。

2.靴には中敷を入れる

靴の中に速乾性に優れた中敷を入れましょう。もちろん靴と同様に中敷もローテーションさせ、使用後は陰干しします。

3.靴下・ストッキングを工夫する

靴下は、シルクやウールといった吸放湿性の高い天然素材が使用されているものを選びましょう。綿との混紡製品もおすすめです。合成繊維は吸水性が低いので避けましょう

ストッキングを履く場合は、2~3枚替えストッキングを持ち歩いて外出先で履き替えられるようにしておくと、汗をかいたときに靴の中の湿度を下げることができます。

足裏がぬるぬるして気持ち悪い!足汗の原因と対策法とは

 

4.こまめに汗を拭き取る

足に汗をかいてしまったら、ウェットティッシュや汗拭きシートでこまめに拭き取りましょう。

5.足汗対策用制汗ミストを利用する

出掛ける前に制汗スプレーやクリーム、ベビーパウダーなどで防汗対策をしておくのは効果的です。

たとえば足汗用・制汗ミスト「足サラ」はマイクロパウダーが汗を吸着し、汗を汗腺の元からしっかりブロックして臭いの元となる雑菌の繁殖も抑えます

「足サラ」のような制汗アイテムを外出前に使用すれば、足汗を心配せずに過ごすことができるようになります。鞄やポーチに入れておけば、外出先でのいざという時にも安心ですよ。

6.手足の血行を良くする

特に冬場に冷え性で足汗が出てしまう方は、血行を良くして冷え性を改善することが大切です。

入浴時に3~5分しっかりと湯船で足を温めた後、1~2分冷水に足をつけてまた湯船で温めるというのを5回程度繰り返すことで、血行を促進することができます。

足裏がぬるぬるして気持ち悪い!足汗の原因と対策法とは

 

靴選びも重要!

足汗対策には靴選びも大切なポイントになります。

ジャストサイズの靴は、歩いているときに靴内の湿った空気が自然と外に押し出されるようになっています。
でも、大き過ぎる靴では空気を押し出すことができず、逆に小さ過ぎる靴では靴と足の間にすき間がないので、いつまでも湿った空気が出て行くことができません。

また、サイズの合っていない靴やヒールの高い靴を長時間履いていると、足への刺激やストレスから汗をかきやすくなってしまいます

サイズがピッタリと合っていてストレスのないヒールの高さの靴を選ぶことで、汗をかく量を抑え、汗で湿った空気を効率的に放出することができるようになります。

いかがでしたか?

足は汗をかきやすい部位ですが、精神的なストレスや冷え性が原因でその量が増えてしまいます。

サイズの合った靴を選び、靴や中敷をローテーションさせたり、吸放湿性の高い靴下を履く、替えのストッキングを持ち歩くなどして靴の中で足が蒸れるのを防ぎ、汗をかいたらこまめに拭き取ることが大切です。
足サラ」のような制汗アイテムも効果的なので、お出掛け前に使ってみてください。

きちんと予防・対策をすれば、もう足汗なんて怖くありません。