意外としんどいふくらはぎの疲れの原因と対処法

 

ふくらはぎが疲れて立っていられない…。なんて経験はありませんか?ふくらはぎが疲れることにより、毎日足がだるくて寝付けないという方も多いと思います。

では一体、なぜふくらはぎは疲れやすいのか、今回はふくらはぎの疲れの原因について詳しくご紹介していくとともに、対処法や疲れさせないためのポイントについてもお話していきますね。
 

 

ふくらはぎの疲れの原因は?

まず、ふくらはぎの疲れの原因についてですが、血液の流れが悪化することが一番の原因であると考えられます。
そもそも血液の流れというのは、心臓から全身へ送られたあと、また心臓へ戻るという一連の流れに沿って体中をめぐっているものなのですが、最後の心臓へ戻るという流れには、ふくらはぎが大きく関係しているのです。

本来、ふくらはぎの役目は、血液を心臓へ戻すという重要な役目をになっています。しかし、その役割を果たすためには、ふくらはぎの筋肉を収縮させることが必要となるのです。
ふくらはぎの筋肉を収縮させるためには、歩くなどの運動を行うことが一番なのですが、毎日のお仕事や日々の生活の中で、中々運動する時間をとれないのが現実ですよね。特に、立ち仕事をされている方や、デスクワークの方などは、お仕事中にふくらはぎの筋肉を伸び縮みさせることがあまりなく、同じ姿勢でいることがほとんどです。

実は、そのように、長時間同じ姿勢でいつづけることこそが、ふくらはぎを疲れさせてしまっていたのです。

意外としんどいふくらはぎの疲れの原因と対処法

 

ふくらはぎに疲れを感じた時の対処法

では、ふくらはぎに疲れを感じたときは、どのような対処法を行うことが効果的なのかというと、簡単なストレッチを行うことが一番効果的であるといえます。

長時間同じ姿勢でいることがふくらはぎの疲れを引き起こしてしまうため、こまめにストレッチを行いましょう。

座ったままできるストレッチのやり方

1.まず、両足のひざをぴったりくっつけます。

2.次に、かかとは地面につけたまま、つま先だけを上に引き上げ、その状態のまま3秒キープします。

3.反対に、つま先立ちをするように、かかとをゆっくり上に引き上げていきましょう。同じく3秒キープしてからかかとを下ろしていきます。

この動作を20回繰り返し、次のストレッチへうつります。

1.まず、足の指先を、握りこぶしを作るときのように丸めていきます。

2.次に、指先を広げていきましょう。この動作を10回繰り返していきますが、ゆっくりとスローなペースで行うことが大切です。

意外としんどいふくらはぎの疲れの原因と対処法

 

立ったままできるストレッチのやり方

まず、座ったままできるストレッチと同様、かかとをつけたままつま先を上げ、かかとを浮かせてつま先立ちをするストレッチ方法を行います。立った状態で行う場合は、つま先立ちをするときにお尻を引き締め、つま先を上に持ち上げるときに少しお尻を突き出しながらリズムよく行うと、より効果的ですよ。

1.足首の関節を回すように、外回り・内回りと10回ずつまわしていきます。

2.片足を浮かせ、ひざを曲げてお尻の方へ引き寄せていきます。足首を手でもち、押さえつけるように行いましょう。反対の足も同様に、5回ずつ行って下さい。

3.そして、片足を浮かせた状態のまま、浮かせた足を後ろへ移動させ、もう片方の足の後ろ側へもっていきます。

4.その状態のまま、つま先を上下させながら5秒キープしましょう。この動作を繰り返し10回行って下さい。

 

 

ふくらはぎを疲れさせないためには

ふくらはぎに疲れを感じたら、こまめにストレッチを行い対処していくことで、少し解消されるとは思いますが、疲れさせないために、運動を取り入れることも大切です。ふくらはぎの筋肉を鍛えておくことで、毎日の仕事によるふくらはぎの疲れを、感じにくくなりますよ。

運動については、毎日20分程度で良いので、早歩きで自宅の周辺を散歩することから始めてみましょう。早歩きで20分歩くだけでも、足裏から足全体がポカポカしてくると思います。今日はふくらはぎの疲れがひどいな…と感じた日は特に、少しだけウォーキングがてら散歩に出かけてみて下さい。有酸素運動を行うと、ダイエット効果はもちろん、血行の流れを促してくれるため、疲労を感じ、パンパンだったふくらはぎも、スッキリしてきますよ。

また、毎日お風呂に浸かる時間を、マッサージタイムとして活用すると、翌朝の疲れがまったく変わってくると思います。お風呂に入りながら、ふくらはぎを下から上へ、ポンポンとリズムよく握りこぶしを作った手でたたいていきましょう。

意外としんどいふくらはぎの疲れの原因と対処法

 

食事もポイント

ストレッチ・有酸素運動・マッサージを取り入れたら、食生活も見直していきましょう。血液の流れを良くするためには、血液をサラサラにすることが大切です。

サバなどの青魚や、わかめなどの海藻類、たまねぎや納豆などを積極的に食事に取り入れることで、体の内側からも対処していきましょう。特に納豆は、女性にとって嬉しい効果をたくさんもたらしてくれる食材なので、毎日1パック摂取することをおすすめします。

ふくらはぎの疲れを解消するとともに、ダイエット・健康的な体をも手に入れることができるので、ぜひ試してみて下さいね。