パンパンなふくらはぎを細くする足痩せダイエットのやり方

 

ふくらはぎの細いスラッとした美脚に憧れる女性は多いですよね。でも下半身は太りやすく痩せにくいので、そう簡単に理想の美脚は手に入らないと思っていませんか?

ふくらはぎが太る原因にはタイプがあり、タイプに合った対策が必要だということはご存知でしょか?自分に合ったエクササイズやマッサージを日常的に行うことで、誰でも理想の美脚に近づくことができるんですよ。
 

 

ふくらはぎの理想のサイズ

ふくらはぎを細くする足痩せダイエットについてご紹介する前に、ふくらはぎの理想的なサイズはどのくらいなのかご存知でしょうか?

ふくらはぎの理想的なサイズは、もっとも太い部分が

身長(cm)×0.2

とされています。

身長160センチの場合、32cmですね。

ぜひ本当に自分の太ももは太いのかどうか、メジャーを用意して計算してみてください。立った状態で床と平行に測るようにしてくださいね。

パンパンなふくらはぎを細くする足痩せダイエットのやり方

 

ふくらはぎが太くなる原因

ふくらはぎが太くなる原因には、むくみによるもの、脂肪(セルライト)によるもの、そして筋肉によるものの3種類があります。それぞれ次のようにして見分けることができます。

むくみが原因の場合

ふくらはぎを指で30秒ほど押してみて、指の跡がしばらく残っていたり、押した部分が白っぽくなって元の色に戻るのに時間がかかるようなら、むくみが原因です。

次の項目に当てはまる人は、むくみが原因でふくらはぎが太くなりやすいです。

・デスクワークや立ち仕事で、長時間同じ姿勢でいることが多い
・歩く機会が少ない
・冷え性である
・素足でいることが多い
・冷たいものをよく食べたり飲んだりしている
・水分を多く摂っている
・トイレの回数が少ない

むくみはふくらはぎが太るもっとも大きな原因で、女性の70%が足のむくみを抱えていると言われています。

パンパンなふくらはぎを細くする足痩せダイエットのやり方

 

脂肪(セルライト)が原因

座った状態でふくらはぎをつまみ、そのまま立ち上がったときに指の中に残っているものが脂肪です。両手でギュッと絞ると表面が凸凹しているようであれば、脂肪がさらに頑固なセルライトに変質してしまっています。

・脂っぽいものや糖分の多いものをよく食べたり飲んだりしている
・運動不足

という人が多く、慢性的なむくみが進行してセルライトになってしまった人や、筋肉太りとの複合で太くなる人もいます。

筋肉が原因

座った状態でふくらはぎをつまみ、そのまま立ち上がったときに何も残らなければ筋肉太りであると考えられます。

・激しい運動を行っている(過去行っていた)
・ヒールの高い靴をよく履いている
・早足で歩きがち
・日常的に自転車を使用しており、ギアを重めに設定している

といった人が足に筋肉が付いてふくらはぎが太くなりやすいです。

特に、以前激しい運動を行っていた人の場合、運動を止めて筋肉が使われなくなったことで、筋肉と脂肪やセルライトがミルフィーユ状になって太くなってしまっている場合もあります。これは、ふくらはぎ太りの中でもっとも痩せにくいタイプです。

 

 

ふくらはぎに効く足痩せダイエット~エクササイズ~

むくみ・脂肪(セルライト)が原因の場合

もっとも手軽で簡単にふくらはぎを鍛えることができるのが「かかと上げエクササイズ」です。

1.5秒かけてゆっくりとつま先で身体を持ち上げる

2.つま先立ちのまま10秒キープ

3.5秒かけて元の姿勢に戻る

1~3を10回1セットで行います。

自宅では歯磨きの間やテレビを見ながら、外では信号待ちや電車に乗っている間など、自宅の内外問わずどこででも手軽に行えるのが魅力です。(電車で行う場合は、安全のためつり革に掴まりながら行ってください)

慣れてきたら片足を上げて行ったり、階段や厚めの雑誌や電話帳など適度な段差に足先3分の1だけ乗せて行うなど、負荷を上げてみましょう。

筋肉が原因の場合

筋肉太りの場合は、硬くなった筋肉を柔らかくすることが大切です。そのため、ふくらはぎに負担の掛かるハードな運動は行わず、ストレッチやヨガ、ピラティスなどのゆったりとした有酸素運動を行いましょう。

お風呂上がりなど身体が温まっているときに、前屈やゆっくりとしたかかとの上げ下ろしなどのストレッチを行うのも効果的です。

筋肉が柔らかくなったあとは、ウォーキングなどで代謝を上げてふくらはぎの脚やせを目指しましょう。

パンパンなふくらはぎを細くする足痩せダイエットのやり方

 

ふくらはぎに効く足痩せダイエット~マッサージ~

下半身は重力の影響を受けて老廃物が溜まりやすく循環しにくい部位なので、マッサージで血液やリンパの流れを改善することが重要です。

むくみや脂肪(セルライト)が原因の場合はもちろんのこと、筋肉太りの場合でも硬くなった筋肉や筋肉にこびり付いた脂肪により血行が悪化し、老廃物が流れにくくなっています。筋肉や脂肪を柔らかくするため、しっかりとマッサージしましょう。

マッサージは、お風呂上がりや入浴中など、身体が温まって血流がよくなっているときに行うと効果的です。

むくみ・脂肪(セルライト)が原因の場合

足の末端から太ももの付け根に向かって、痛気持ちいいくらいの力加減でセルライトを揉み解しながらリンパを流すようにマッサージしていきます。

1.足裏を親指でマッサージする

2.脚の指を 足の指を一本ずつマッサージする

3.手で足先を掴んで、足首をしっかり回す

時計回り、半時計回りの両方を行い、特に回しにくい方向があれば、そちらを重点的に回す

4.足首から太ももに向かって擦り上げたり、拳で円を描くようにマッサージする

筋肉太りの場合

1.拳で土踏まずを強く押す

2.ふくらはぎから太ももまで、足の両側を下から上に向かってリズミカルにトントン叩く

筋肉の付きやすいふくらはぎや太ももの前側・外側は特に念入りに叩く

3.足の後ろ側を足首から太ももの付けてまで、両手でしっかりと擦り上げる

足首と膝の裏側は特に老廃物の溜まりやすい部位なので、足首は両手で雑巾を絞るようにねじり、膝の裏側は強めに擦る。特に筋肉が硬くなっている部分も絞るようにねじると良い。

押す時も叩く時も、痛気持ちいいくらいの力加減で行ってください。特に筋肉太りが酷い場合は痛みを感じやすいですが、筋肉や脂肪がほぐれてくると痛みを感じなくなります。

ふくらはぎを太らせない日常生活のポイント

むくみや脂肪が原因でも、筋肉太りが原因でも、日常生活を見直さなければ意味がありません。お仕事の関係などで難しい部分もあるかと思いますが、できるものから改善して身体の循環を高め、ふくらはぎへの負担を減らしていきましょう。

・足を圧迫するヒールの高い靴やキツい靴を履かない
・水分をしっかり摂り、こまめにトイレにも行く
・冷たいものは控え、水分補給は白湯で行う
・薄着や素足での生活は控える
・入浴の際はシャワーですまさず、しっかりと湯船に浸かる
・立つとき、歩く時の姿勢を正し、骨盤の歪みを正す

ふくらはぎは太った原因によって対策が異なりますが、習慣的にエクササイズやマッサージを行っていくことで、理想の美脚を手に入れることができます。特別な道具やスペースも不要でお金もかからないものばかりなので、ぜひ今日から実戦してください。