女性にも多い足がくさい人!その嫌な臭いを解消する方法

 

足の臭いが気になるという女性は、意外と多いのです。足の臭いの原因は、汗をかくことだと思っている方がほとんどだと思いますが、実は汗自体には、臭いはないといわれているのです。

では一体、なぜ足が臭ってしまうのか、今回は足が臭う原因をご紹介するとともに、嫌な臭いを解消する方法や、意外な病気についてもご紹介していきます。
 

 

足がくさくなる原因

足がくさくなる原因は、汗をかくことだと思われている方が多いと思いますが、汗をかくだけでは臭いは発生しません。もちろん、足の裏には意外と汗腺がたくさんあるため、男性・女性に限らず、汗をかくことは当たり前のことです。しかし、その汗をかいた足に、雑菌が繁殖するとくさいと感じる臭いを発生させてしまうのです。

雑菌は、汗によって流れ出てきた角質を分解することで臭いを発生させています。一日中、蒸れやすいゴムやビニール素材の靴を履いている方や、毎日同じ靴を履いている方は、雑菌を増殖させている可能性があるのです。

また、靴だけでなく靴下やストッキングなどにも問題がひそんでいる可能性もあります。足が湿った状態で靴下を履いていたり、吸湿性が低く、蒸れやすいストッキングを履いていませんか?汗の吸収率が悪いと、臭いをさらにきつくさせてしまう恐れがあります。

女性にも多い足がくさい人!その嫌な臭いを解消する方法

 

足の臭いを解消する方法

それでは、汗の臭いを解消する方法についてご紹介していきます。

1.足を清潔に保つ

まずは、ボディーソープを見直していきましょう。乾燥肌の方は、保湿性の高いボディーソープを使用しているかと思いますが、足の臭いが気になる場合、足のみ保湿性の高いものではなく、殺菌性の高いものに変えることをおすすめします。

また、洗う際のポイントとしては、大まかに洗うのではなく、指一本一本の間まで丁寧に洗うことを心掛けましょう。シャンプーなどを行うと、足裏にシャンプーの流れた泡が付着したままになっている場合もあるので、お風呂を上がる直前に、足の裏やくるぶしの辺りまで丁寧にお湯で洗い流すようにしましょう。

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2.角質ケア

足の臭いの原因ともなる古い角質をそのまま放っておくと、さらに臭いをきつくさせてしまう恐れがあります。角質ケアは、スクラブなどを使用すると落ちやすいですが、20分程度湯船に浸かったあと、指で軽くこするだけでも角質が柔らかくなっているため、指の力でも落ちてくれます。

角質ケアは怠らないよう、特に臭いが気になるときは入念にケアしていきましょう。

3.靴選びとメンテナンス

靴選びにも注意していきましょう。もちろん、仕事環境によっては、指定された靴を履かないといけない場合もあるかとは思いますが、休憩中などこまめに靴を脱いで蒸れを軽減させましょう。ビニール素材のものなどは、通気性が悪く蒸れやすいため、臭いが気になるときは、なるべく通気性のよい靴を選ぶようにして下さいね。

また、普段よく履いている靴は、消臭スプレーや殺菌作用のあるスプレーなどを使用し、菌を繁殖させないようにすることも大切です。お休みの日に、靴を天日干しするなどして、メンテナンスを欠かさず行うことで、かなり臭いを軽減させる効果があります。

 

 

病気が潜んでいることも

足を清潔に保ち、角質ケアや靴選びにメンテナンスなど、さまざまなケアを続けていても、臭いが解消されない場合は、病気がひそんでいる可能性もあります。

多汗症

多汗症は、汗が本来の体温調節の役割を果たさず、異常に汗が出たり、汗をかくような状況ではないときにまで、汗をかいてしまうという症状があります。
多汗症は、全身ではなく、ある一部分だけに発症する場合もあるため、足の汗が異常なときは、多汗症を疑い、皮膚科などを受診しましょう。

糖尿病

糖尿病を患っている方は、菌が繁殖しやすい状態となっています。これは、免疫力が低下していることが原因であると考えられますが、糖尿病の場合、足の臭いだけがくさくなるわけではありません。体臭や、わきの臭い、口臭なども強くなるとされているので、家族などから、臭いがきついといわれた場合には、こういった病気の可能性もあることを覚えておいてくださいね。

女性にも多い足がくさい人!その嫌な臭いを解消する方法

 

デオドラント用品を使う前に

最後に、市販のデオドラント用品を使用する前に、気をつけておきたいポイントについてお話しいたします。

まず、足の臭いも気になるが、汗の量が非常に多いというタイプの方は、汗をおさえる作用のあるデオドラント用品を使用するようにしましょう。足裏に汗をかきやすい方は、汗をおさえることが大切なのです。

反対に、足裏に蒸れや汗をあまり感じないのに臭いがきついという方は、殺菌作用・招集作用のあるものを選ぶようにしましょう。汗をかいていないのに臭いが気になるという方は、靴のメンテナンスも見直していくことで、臭いを軽減させる効果があります。

このように、デオドラント用品にも目的と作用によって、さまざまなものがあります。まずは足を清潔に保ち、靴選びやストッキング選びなどにも注意し、靴の中の足の環境を良くするように心がけて下さいね。