ガサガサごわつきかかとは、一体どうすれば治すことができるのか、ケア方法でお悩みの方も多いのではないでしょうか。毎年冬になるとかかとがごわつき、繰り返しがちなガサガサごわつきかかとを、予防するmためには、いくつかのポイントがあるのです。
そこで今回は、かかとの角質はどうして硬くなってしまうのか、ケア方法や繰り返さないポイントについても詳しくご紹介していきます。
かかとの角質が硬くなる理由
かかとの角質が硬く厚くなってしまうのには、外部からの刺激と乾燥が原因を作っているのです。
1.外部刺激とは
外部刺激というのは、かかとにかかる摩擦です。特にかかとや足裏というのは、体重を支えているため、摩擦が起きやすい部分なのです。
摩擦が起こることにより、皮ふは摩擦からの刺激に耐えられるよう、皮ふを厚く硬くしようとします。これが、角質が硬くなってしまう原因の一つなのです。
2.乾燥
かさつきやすい場所は、皮脂腺が少ない場所です。かかとには、皮脂腺がないため、皮脂による保護ができず、とても乾燥しやすい部分なのです。
足は普段、靴の中に閉じ込められ、圧迫された状態です。摩擦もそうですが、かかとの皮ふがガサガサになる原因は、靴の中で乾燥したかかとの皮ふがこすれることでより悪化させてしまっているのです。
ケアする前に注意すること
かかとの角質ケアといえば、古い角質を削る・はがすといったイメージが強いのではないでしょうか。もちろん、その2つの方法を行えば、効果は得られる可能性が高く、使用している方も多いと思います。しかし、これらの方法では肌を傷める可能性がゼロではないということは忘れないで下さい。
1.やすりなどで削る際の注意点
やすりといっても、現在はフットケア専用のものがドラッグストアなどで販売されていますよね。そういったアイテムを使用することで、簡単にケアができるようになっていますが、一度にすべての角質をケアしようとすると、肌を傷める原因になるのです。
自分で削ることができるため、確認しながら行えるのは良い点なのですが、必要な角質まで落としてしまう恐れがあります。一度でキレイにしようとすると、深く削りがちなので、必ず1日に少しずつ削るようにしましょう。削り過ぎることは、皮ふの角質をさらに硬くさせる原因にもなります。
2.薬液を使ってはがす際の注意点
薬液にひたすだけで、古い角質をはがすことができるピーリング剤は、簡単にできるため、使用を考えている方も多いと思います。
しかし、はがれるまでには少し時間がかかり、はがれている最中の足の皮ふは、あまりキレイな状態ではありません。その状態で靴を履くことに抵抗がある方も多く、夏などの素足になりやすい時期は避ける必要があります。
また、足裏の皮ふは他の部分の皮ふよりも厚く強いイメージがありますが、肌に薬剤が合わない場合も考えられます。パッチテストを行い、問題がなければ使用できますが、肌が荒れてしまう可能性もゼロとは言えないのです。
かかとの角質のケア方法
ケアする前の注意点として、削る・はがすことによる問題についてお話してきました。皮ふを痛めることなく、荒れを引き起こす可能性が少ないのは、磨くことなのです。
・角質ケアはスクラブで優しく行うことがポイント
かかとの角質ケアで一番おすすめの方法は、スクラブクリームなどを使って磨くことです。もちろん、除去効果は削ることやはがすことに比べ、時間が必要となりますが、肌を傷める心配は少ないのです。
スクラブで磨くことで古い角質をケアできるのには、スクラブに含まれる細かい粒子が研磨してくれる効果があるからです。足用のスクラブクリームは、無添加のものなども多く販売されているので、敏感肌の方も安心して使用できることもおすすめポイントの一つなのです。
商品によっては足を濡らした状態で行うものと、乾いた状態で行うものがあるため、香りや成分などによって選び、お気に入りを見つけるのも良いですね。
毎日の生活で気を付けること
スクラブを用いて角質ケアを続けていくとともに、普段の生活の中でも、かかとの皮ふのごわつきやかさつきを防ぐよう気をつけていく必要があります。
まずは、かかとの角質をごわつかせる原因である外部刺激や乾燥から守ることです。ハイヒールなどを裸足で履くことは、特に摩擦を起こしやすいので注意しましょう。靴のサイズに注意することはもちろんですが、靴下やストッキングなども選ぶ際には注意するようにして下さい。
夏場は通気性の良いものを履き、冬は少し保温効果があるものを利用するなど、なるべく足裏の皮ふに負担がかからないようにすることも大切です。
次に、肌の新陳代謝を促すよう、マッサージなどを取り入れることも皮ふのごわつきを習慣化させないためにはとても大切なことです。お風呂上りなどに、マッサージを行い、冷えを改善していくことで、皮ふの新陳代謝をスムーズにさせる効果がありますよ。