立ち仕事の女性必見!だるい足の疲れを取る方法

 

仕事が終わった時の足が痛い、むくんでパンパンになっているなど、足のだるさや疲労感を感じたことがありませんか?

特に、一日中立っている・歩行距離が長いなど立ち仕事の女性の足は疲れています。疲れた足で家に帰るのも大変ですよね。

足の疲れは持ち越すと蓄積されてしまいます。できるだけその日のうちにケアしてあげましょう。

今回は足が疲れる原因と、足の疲れを癒す方法を紹介します。
 

 

立ち仕事で足が疲れる原因

運動しているわけでもないのに、立ち仕事で足が疲れるのは何故でしょうか?

足の疲れは「血行の低下」「老廃物が溜まる」ことが主な原因です。

長時間立ったままでいると、足の血行が悪くなります。血液は通常、心臓から出発して全身を巡り、やがて心臓に戻ってきます。足を通過する際には、ふくらはぎの筋肉が血液を送るポンプのような役割をして、足先から太もも方面へと血液を押し上げます。

立ちっぱなしの状態が続くと、ふくらはぎのポンプ機能がうまくはたらくなり、血液の流れが滞ります。心臓に向かって運ばれるべき物質が足に停留した状態になってしまうのです。

血液の流れが滞ると、一緒に運ばれる水分や不要な老廃物まで足に留まってしまいます。水分が溜まると「むくみ」に、老廃物が溜まると「足のだるさ」の原因になってしまいます。老廃物は疲労物質や体に良くない毒素などが含まれているため、だるさを感じるのです。

血行が悪い状態が長く続くと、足で内出血が起こり赤い斑点が出現することもあります。

立ち仕事だけではなく、営業など長距離を歩く仕事や座りっぱなしのデスクワークなどから起こる足の疲れもメカニズムは同じです。

立ち仕事の女性必見!だるい足の疲れを取る方法

 

足を疲れにくくする予防策

立ち仕事では足の疲労が常に付きまといます。しかし毎日のことですから、できるだけ疲れにくくしたいものですよね。足の疲れを予防・緩和させるには日々の習慣が大切です。

正しい姿勢を身につける

立ちっぱなしだと姿勢が悪くなりがちです。姿勢が悪いと筋肉や骨などに偏った負荷がかかり、足の疲れを助長してしまいます。正しい姿勢で負荷を全身でバランス良く受け止められるよう意識しましょう。

猫背・アゴを突き出した体勢・体重を片方の足に乗せるなど、アンバランスな姿勢は避け背筋を伸ばして立ちましょう。美しい姿勢はそれだけで見ていて気持ちが良いものです。さらに足の疲れを緩和するなんて一石二鳥ですね。

立ち仕事の女性必見!だるい足の疲れを取る方法

 

足を動かす

足の疲れは同じ姿勢を長時間続けることが原因です。痛くなる前に、こまめに足を動かしてみましょう。

屈伸運動をしたり、足先を上に上げるなど、足を伸び縮みさせると良いでしょう。滞った血液の流れが再開します。

つま先立ち

足を疲れにくくするには、足の血行を促すつま先立ちも有効です。つま先立ちの状態を10秒間維持する動きを5セット程度行います。仕事中にもこっそりできますよ。

つま先立ちの姿勢はふくらはぎの筋肉を使うため、ふくらはぎのポンプ機能を助ける効果があります。

仕事中に定期的に行えば、仕事終わりの疲労感が和らぎます。

 

 

足の疲れを取るいろいろな方法

足枕

帰宅したら足を高くして寝てみましょう。上半身よりも足を高くすることで、足に停留していた血液や老廃物を上に持ち上げることができます。

少し高めの枕やバスタオルを丸めたものを足の下に置いて寝転がります。ソファに寝た状態で、肘置き部分に足を乗せても良いでしょう。足枕専用の枕も販売されています。

血液や老廃物を物理的に押し上げることで血行が良くなり、足の疲れが取れやすくなります。

入浴する

足の疲れやむくみを感じているなら、お風呂は湯船に浸かるようにしましょう。湯船に浸かることで全身の血管が広がり、血行が良くなります

体が温まることで、筋肉のコリや緊張がほぐれる効果も。立ち仕事で普段はシャワーのみ、という人は、ゆっくり湯船に浸かってみてください。

リンパマッサージ

お仕事で疲れた足にはリンパマッサージが効果的です。老廃物を運搬するリンパ液が流れるリンパ管を順にマッサージします。足全体のリンパ液をスムーズに流すことで毒素や老廃物の排出が促され、足の疲労回復につながります

やり方は足から太ももに向かって両手で揉んでいきます。親指以外の指で”ぐっ”と押したり、こねるように揉みます。特に膝の裏はリンパが溜まりやすいところなので、しっかりとほぐしてあげましょう。

お風呂上がりなど、体が温まっている時が一番効果が表れやすいです。また、足のだるさを感じた時にすぐに行っても良いでしょう。

立ち仕事の女性必見!だるい足の疲れを取る方法

 

足の筋肉をつける

立ち仕事からの足の疲れやむくみは誰にでも起こり得ます。毎日が立ち仕事の人は、足の筋肉をつけるウォーキングなどを取り入れるのも有効な手段です。

足の筋肉をつけると血液・リンパ液の流れが良くなり、代謝が上がります。立ちっぱなしでも疲れにくくなるのです。

お仕事の日はゆっくりとマッサージなどを行い、休日を利用してウォーキングをしてみましょう。足の筋肉を鍛えることで、少しずつ足の疲労が軽くなっていきます。

外の景色を見て気分転換にもなりますよ。