手に入れたくてもなかなか難しいのがスラッと伸びた美しい脚。成長期を過ぎると、それ以上脚を長く伸ばすことは難しいですよね。
でも、脚をより長く見せる方法ならあるんです。
そもそも短足の基準はどれくらいの長さなのか、そして短足を改善し美脚も手に入る簡単なストレッチやエクササイズ、そして理想の美脚に近づくために見直すべき日々の行動について、詳しくご紹介します。
短足の基準を知ろう！
あなたの理想的な足の長さはどのくらいですか？
「身体の半分は欲しい！」という方もいらっしゃるかもしれませんが、実は日本人の平均的な足の長さ（股下の長さ）は身長の43～45％です。46～47％で白色人種、黒色人種などアジア圏外の人たちの平均、48％以上でモデル体形、49％以上になるとパリコレモデル並のスタイルになってしまうんです。
たった1～2％でそんなに違うものなのかと驚かれるかもしれませんが、例えば身長160cmの方で考えると、43％は68.8cm、45％は72cm、46％では73.6cmにもなります。
ちなみに、自分の股下が身長の何％になるのかは
股下÷身長×100
で計算することができます。
また、日本人の平均的な足の長さは
身長÷2÷1.1
ですので、その自分の股下が平均以下であれば短足であると考えて良いでしょう。
ただ、元々農耕民族であるアジア人は脚の短い人種です。
身長に対する脚の長さの割合も欧米人と比べると短いので、たとえ日本人の平均的な脚の長さであったとしても、「欧米人のように足が長ければ」と思ってしまうのも無理はありません。
骨格の問題もあり、成長期を過ぎるとそれ以上脚を伸ばすことはできません。
でも、日々のストレッチやエクササイズで、脚を長く見せることはできるんですよ。
短足改善に効くお尻のストレッチ
自分では見辛いけれど、意外と人からは見られているヒップのライン。お尻が垂れていると、それだけで足が短く見えますし、何より老けて見えてしまいます。お尻がキュッと上がっていると、それだけで脚が5cm長く見えるとも言われているんですよ。
ストレッチでお尻をしっかり引き締めましょう。
座りながらできる ヒップウォーク
1．床に座り、両足を揃えて前に伸ばす
2．お尻を床から浮かせないように脚を伸ばしたまま前に3歩進む
3．同じように後ろに3歩戻る
4．2～3を10回繰り返す
お部屋で座りながらできるエクササイズなので、テレビを見ながらでも取り組めます。
大臀筋を鍛えるストレッチ
1．四つん這いになり肘を床につけ、膝を揃える
2．右足を伸ばしながら、肩・お尻・脚が一直線になるように高く上げ、足首を90度曲げる
3．そのまま脚を30回小さく上に上げる
4．右足を降ろし、左足も同じことを行う
短足改善に効く足のストレッチ
太ももやふくらはぎを引き締めて脚を細くすると、脚がスッキリとして長く見えます。
がに股や女性に多いO脚も脚を短く見せてしまう原因なので、脚を細くさせるとともに脚の歪みも治しましょう。
会社や学校でもできる！太もも引き締めストレッチ
1．椅子に座って太ももの間に本やクッション、ペットボトルなどを挟む
2．挟んだまま片足を前に伸ばし10秒キープ
3．足を降ろしもう片足を前に伸ばして10秒キープ
4．2～3を交互に20回行う
休み時間や休憩時間にも手軽にできるので、休憩の度にこまめに取り組みましょう。
屈伸するだけO脚解消ストレッチ
1．両足をピッタリ揃えてまっすぐに立つ
2．内股に力を入れて膝を締めながら、両膝がくっつく位置まで膝を曲げる。
このとき、お尻を突き出したり上半身が倒れないように注意
3．両膝が離れないように膝を締めたまま伸ばす
このときもお尻や上半身が崩れないように注意する
4．2～3を5回繰り返す
3で膝を伸ばすときに、お尻もキュッと締めながら行うとより効果的です。
テレビを見ながらや歯磨きをしながらなど、毎日続けていくうちにだんだん立っている状態でも膝がくっつくようになってきますよ。
最後の一押し！日々の行動を見直そう
ストレッチに加え、日々無意識で行っている行動を見直すことで、自然と脚を長く見せることができるようになります。
1．座るときは脚を揃える
椅子に座るとき、つい脚を組んでしまうという方は多いと思います。
でも、脚を組むことで骨盤が歪みO脚の原因になったり、筋肉のバランスが崩れて脚が太くなってしまいます。
椅子に座るときにはピッタリと膝を揃えて座るようにしましょう。
膝を揃えておくためには、常に意識して脚を締めておかなければなりません。
これを続けることで、自然と座るときには脚を組まずに揃えるようになるだけでなく、脚が引き締まり足痩せ効果もあります。
2．歩き方を見直そう
ピンと伸びた背筋で颯爽と歩く女性はそれだけでとても魅力的に見えますよね。
頭から一本の糸で吊るされているようなイメージで背筋を伸ばし、顎を引いて目線を遠くに置いて歩くようにしましょう。
背筋を伸ばすとお腹やお尻にも力が入り、ヒップアップやダイエットにも効果的です。
また、脚だけを前に出すのではなく、骨盤から前に出すように歩きます。
骨盤で歩くことで猫背対策にもなりますし、インナーマッスルを使用するのでウェストの引き締めにも効果的です。前に出した脚の骨盤が持ち上がり膝が伸びるので、さらに脚を長く見せることもできるんです。
ストレッチや座り方・歩き方を見直して、スッキリとしたより長く見える美脚を手に入れましょう。
